お悩み・症状別

こんな症状のときは?

こんな症状のときは?

ペットが不機嫌、ご飯を食べない、動く量が極端に減ったなど、いつもと違う様子のときは何らかの病気のサインの可能性があります。病気が進行するほどにペットへの負担が大きくなるケースもあるため、気になる症状があるときは早めにご相談ください。当院では、事前のカウンセリングや検査で情報を集めたうえで、的確な診断に努めております。

痒(かゆ)がる

痒みは、ワンちゃんやネコちゃんによく見られる症状です。当院では、皮膚の赤みや湿疹の状態などを詳しく観察しつつ、アレルギーの可能性も踏まえ食生活についてもお伺いしています。なお、痒みが起きるときに考えられる病気は、アレルギー性皮膚炎などさまざまです。また、免疫性の病気によって、皮膚が痒くなる場合もあります。

単なる痒みだと思って放置すると、症状が現れている周辺の毛が抜けてしまったり、痒みによるストレスでペットの健康状態が悪くなったりする恐れがありますので、早めにご相談ください。

治療は塗り薬や飲み薬など、症状やペットの状態、生活環境などに応じて適切と思われる治療法をご提案いたします。

考えられる病気

  • アレルギー性皮膚炎
  • 食事によるアレルギー
  • 疥癬症ノミ・ダニによる痒み
など

食べない

ペットも人間と同じく、食欲がなくなることがあります。そのため、一時的な食欲不振や食べる量が減るといった場合は、大きな心配はありません。しかし、何日も食べない状態が続く場合は、病気の可能性が考えられます。また、病気が原因で食欲不振になっているときは、発熱のような他の症状が現れるケースも少なくありません。そのため、他の症状がないかをチェックしてみることも大切です。

食欲に影響が出る病気には、口の中のケガや心不全や肝臓や腎臓などの病気がありますが、全ての症例で食欲不振の症状が現れるわけではありません。まずは、診察と検査を受け、正しい症状を把握することが重要です。

考えられる病気

  • リンパ腫
  • 肝臓病・腎臓病
  • 心不全
  • 腹腔腫瘍
  • 尿路結石
  • 前立腺肥大
  • 子宮蓄膿症
  • 口の中のケガ
など

嘔吐する

ワンちゃんは、胃腸の調子を整えることを目的に、自ら嘔吐する場合があります。また、ネコちゃんも毛玉のような異物を意図的に吐き出す場合があるため、必ずしも嘔吐した時点で動物病院に駆け込んだ方がよいわけではありません。まずは、ワンちゃん・ネコちゃんの様子を注意深く観察しましょう。もし、「嘔吐の仕方がいつもよりも激しい」、「何度も繰り返し吐く」、「ご飯を食べない」などの症状がある場合は、ご相談ください。

嘔吐の原因は、胃炎・腸炎、肝炎、子宮蓄膿症、パルボウイルス感染症、毛球症、食中毒、異物の誤飲などです。食欲不振の場合と同じく、嘔吐したときは発熱のような別の症状もあるのでチェックしましょう。

急患の方は遠慮なくご相談ください。

考えられる病気

  • 胃炎
  • 腸炎
  • 肝炎
  • 子宮蓄膿症
  • パルボウイルス感染症
  • ネコ伝染性腹膜炎
  • 毛球症
  • 食中毒
  • 異物の誤飲
など

下痢をする

食べすぎや体調不良などで軟便や下痢の症状が現れている場合、まずは注意深く様子を観察してください。症状が改善して、嘔吐や食欲不振など他の異常も見られない場合は、病気の心配はないでしょう。しかし、下痢が長く続いていたり、発熱や元気がないなどの症状が現れている場合は、何らかの病気にかかっている可能性があるので注意が必要です。

「ドッグフードやキャットフードが合わないことが原因」などと自己判断すると、その間に病気が進行してペットへの負担が大きくなる恐れもありますので、早めにご相談ください。

考えられる病気

  • 食中毒
  • 腸炎
  • 肝炎
  • パルボウイルス感染症
など

血尿が出る

健康な尿は、透明に近い薄黄色です。赤い尿が出た場合は血尿の可能性が高く、さまざまな病気が考えられるため、できるだけ早めにご相談ください。また、色がいつもよりも濃い・薄いといった場合も、ペットの体調に変化が起きていることが考えられます。すぐに受診が必要とは言い切れませんが、念のため検査を受けていただくことをおすすめします。

なお、血尿は必ずしも真っ赤な尿とは限りません。何となく赤く感じる程度にしか認識できない場合もございますので、少しでも気になったときはご相談ください。

考えられる病気

  • 膀胱炎
  • 尿路結石
  • 前立腺炎
  • 糖尿病
  • 肝臓病
  • 脱水症状
など

目やにが出る

ワンちゃん・ネコちゃんは、人間と同じく朝起きたときには目やにが出る場合があります。そのため、目やにが出ても、症状が続かない限り特に心配はありません。しかし、目やにが長く続いていたり、大量に出たりする場合は、感染症にかかっている可能性があります。また、全身の病気の症状として目やにが出る場合もあるため、早めにご相談ください。

さらに、色のついた涙が出る場合も同様に、何らかの病気の可能性が考えられます。ワンちゃんやネコちゃんの病気のサインを見逃さないように注意深く観察しましょう。

考えられる病気

  • 結膜炎
  • 角膜炎
  • 鼻炎
  • 副鼻腔炎
  • 眼瞼内反症
  • ネコ風邪(ウイルス性呼吸器感染症)
など

咳をする

気管に詰まった異物を吐き出すための咳は、すぐに治まるのであれば心配はいりません。しかし、頻繁な咳や、ゼーゼー・ヒューヒュー音、呼吸の仕方の異変などがある場合は、肺の病気の可能性があります。また、食後に喉にものを詰まらせて咳をする場合も、何らかの原因で喉が細くなっていると考えられます。

咳と言えば、風邪をはじめとした呼吸器感染症によって起こるイメージが定着していますが、咳を伴う病気は他にもあるため、咳が長引く、他の症状を併発している場合は、早めにご相談ください。

考えられる病気

  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 肺水腫
  • 気管虚脱
  • ケンネルコフ
  • 異物の誤飲
など

呼吸が苦しそう

ワンちゃんは呼吸によって体温調節をするため、暑い日は呼吸が荒くなる場合があります。これは、身体の自然な反応ですので、必要以上の心配はいりません。ただし、暑い環境ではないのに呼吸が荒かったり、苦しがる素振りを見せたりする場合は、注意が必要です。発熱や食欲不振などの症状が現れる場合もあるため、注意深く観察してみましょう。

なお、呼吸が苦しいからといって、必ずしも肺に病気があるとは限りません。必要な診察と検査による診断が必要ですので、まずはご相談ください。

考えられる病気

  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 気管虚脱
  • 肺水腫
  • ぜんそく
  • 心不全
  • 感染症
  • 寄生虫による病気
  • 熱中症
  • 貧血
  • ネコ伝染性腹膜炎
  • 骨折
など

全身の病気に対応できる総合的な診療

ラリーペットクリニックでは、基本的にワンちゃん・ネコちゃんのどのような病気にも対応しております。皮膚や呼吸器、消化器、泌尿器など、さまざまな部位の診察・検査・治療を通じて、地域に根差した動物医療をご提供いたします。

また、超音波検査機器やレントゲンなどによる検査も行えますので、定期検診や健康状態が気になるといった場合もお気軽にご相談ください。なお、専門的な治療が必要なケースでは他の動物病院をご紹介することも可能です。まずは、ワンちゃん・ネコちゃんの状態を正確に把握することからはじめてみませんか。ペットの歯や体に関することなら、当院までお気軽にご相談ください。

お問い合わせはお気軽に

下関市で動物病院をお探しならラリーペットクリニック。ちょっとした違和感や嘔吐などの症状が出ている際はもちろん、定期的な健康診断や予防接種、歯科治療をお考えの際もお越しください。